読書がオタクに与えるメリットとは?推しのためにも自分のためにも

コラム

読書はオタクにこそ刺さる知的エンタメです。こちらでは、読書のメリットをオタク目線で解説し、推し活と地続きで楽しむ方法や、モチベーションが上がる読書の始め方、私のオススメ本について紹介します。

はじめに:読書のモチベーションが上がらない人へ

本を読みたいと思っても、なぜか手が伸びない——。その気持ち、とてもよくわかります。日々の生活に追われていると、読書は「時間に余裕がある人の趣味」のように感じてしまいますよね。

でも、もしあなたに“推し”がいるのであれば、読書はその推し活をもっと楽しく、もっと深くしてくれる心強い味方になります。

読書はただの知識習得ではなく、自分の中に“世界”を持つことです。マンガやアニメが好きなら、その背景や設定に関する本を読むことで、新たな視点が得られることもあります。堅苦しそうに感じる読書も、実はオタクと相性抜群なのです。

ここからは、オタクだからこそ読書が楽しくなる理由や、読書が苦手でもモチベーションが上がるコツ、私が特にオススメしたい本などを紹介していきます。

オタクこそ読書すべき理由

読書はオタクこそ相性がよく、推し活をもっとディープに楽しむ手段にもなります。ここでは、読書がオタクにとってどんなメリットをもたらすのかを説明します。

推しの解像度が上がる 

読書は「表現力」と「読解力」を鍛える絶好の手段です。キャラクターの心情を読み解いたり、物語をもっと深堀したり、推しの背景を想像したり――ほかの人が気づかないような新たな推しの発見もあるかもしれません。

推しの布教ができる

文章表現の幅が広がることで、より多くの人に伝わる創作できるようになります。推しの魅力を布教するもよし、リリース直後でユーザーがまだ少ないソシャゲの面白さを布教するも良し。読書は、オタクの表現活動を支える土台となってくれるのです。

ところでブレイクマイケース(通称:ブレマイ)というキャラもストーリーもイラストも魅力的、ゲーム性も面白いうえに音楽まで良い、という最強のソシャゲがあるので皆さんやってくださいね(雑)

今まで興味がなかった分野の知識が身につく

好きなキャラや作品に出会ったとき、オタクは驚くほどの集中力と吸収力を発揮します。たとえば、登場人物の背景や世界観に惹かれたことをきっかけに、歴史書や民俗学、神話の本を読み始めたという話も珍しくありません。

刀剣乱舞のオタクは心当たりがあるのではないでしょうか。ゲームだと桃太郎電鉄で地域の特産品を覚えたなんて話はあるあるです。

感情と知識が結びついたとき、人は自然と「もっと知りたい」と思うものです。推し活で火がついた好奇心は、読書によってさらに育てることができます。

読書のモチベーションが上がる!メリット5選

「読書って苦手…でも、ちょっと気になる」そんなあなたに届けたいのが、読書のメリット。

推し活と地続きで楽しめるポイントを5つ厳選しました。共感できるものがあれば、ぜひ読書を始めてみてください。

読解力・語彙力がつく

読書を続けていると、自然と語彙が増え、文脈を読み取る力が養われます。これは作品の考察やレビューを書くときに大きな武器になります。推しのセリフの裏にある意図や、物語の構成まで読み解けるようになると、物語の見え方が一気に変わります。

視野が広がる

本の世界には、いろいろな考えを持った人物が登場します。自分ではしたことがない考え方、発想、さまざまな価値観とふれることで、自分の視野が広がります。

今まで否定的だった解釈、カプなど、そういう考え方もあるか、と地雷が少なくなるかもしれません。地雷が一つ減るだけで快適なインターネットライフが過ごせます。私は推し×推しのBLがまだ地雷ですが……。

推しと似たキャラ・作品を発見できる

本の世界を広げていくうちに、「この登場人物、推しに似てる!」「この世界観、あの作品とつながりそう」と思える出会いが増えていきます。似たテーマや性格のキャラが登場する作品を見つけると、新たな推し候補が生まれたり、推しへの愛が深まったりと、楽しい連鎖が起こります。

SNSでの発信に説得力が増す

読書をして知識が増えると、感想や考察の深さが変わります。SNSで発信する際も、言葉の選び方や構成に説得力が生まれ、共感や反応が増えることも。単なる「尊い…!」から一歩進んだ、魅力を言語化できるオタクになれるはずです。

現実逃避ができる

本を読む時間というのは、現実世界と自分自身を切り離し、意識をほんの世界に飛ばすことです。主人公に感情移入して喜怒哀楽する時間は、現実世界の嫌なことをあっという間に忘れさせてくれます。

「興奮してめちゃくちゃ喋ってしまった恥ずかしい…」「なんであの時あんなこと言っちゃったんだろう」というようなオタクあるある一人自己反省会も、読書を始めるといつの間にか終わっています。

読書が楽しく始められる3つのコツ

読書に苦手意識がある方でも、ちょっとしたコツを押さえれば「思ったより読めるかも」と感じられるはずです。無理なく、楽しく、満足感が得られる読書の始め方を3つご紹介します。

興味のあるジャンルから選ぶ

読書の第一歩は、“興味のあるものから始める”ことです。たとえば、アニメの原作小説、好きな声優が出演していた舞台の脚本、設定が凝っているラノベなど、自分の推しや趣味に関連するジャンルなら、自然とページが進みます。最初から「名作」を読もうとせず、自分の「好き」に素直になるのがコツです。

推しに関連した書籍から入る

推しの声優や俳優が関わっている作品や、その人自身にフォーカスした書籍も読書の入り口としておすすめです。インタビューやエッセイを通じて、推しの価値観や表現の裏側に触れられるのは、推し活としても満足度の高い体験です。ページをめくるごとに「もっと知りたい」が加速します。

1日〇分だけ、〇ページだけ読む

最初から「1時間読む!」と気合いを入れすぎると、三日坊主になりがちです。おすすめは、寝る前やカフェタイムなどに“1日10分だけ読む”か“1日10ページだけ読む”と決めること。スマホを置いて、物語の世界に没入する時間を習慣化すれば、気づけば読書が日常の楽しみになっています。

オススメ本

こちらでは、私がとにかくオススメしたい本を紹介します。

「好き」を言語化する技術(三宅 香帆)

何かに猛烈に心を動かされたけど、その気持ちを表す言葉が出てこない。「やばい!」しか言えない。

オタクは語彙力を失いがちなので、誰もがそんな経験があると思います。この本では、推しの「どこの」「なにが」「どのように」よかったか、を言語化するためのポイントがわかります。

推しへの想いを外に書きだすという行為は、推しを知らない人にも届く可能性がありますし、その結果推しを広めるチャンスにもなります。結果推しのためになると思うので、推しがいる方はぜひ一度読んでみてほしいです。

夢をかなえるゾウ(水野 敬也)

自己啓発というカテゴリにありながらも、小説のような面白さで読めます。

私はこのシリーズの1巻と3巻を読んだことがきっかけでブログを開設しました(1巻完結なので気になるあらすじの巻だけ買った)。

変わりたいけど何をしたらいいかわからない、やりたいことがあるけど結局毎日同じルーティンをしてしまう、そのような方にぜひ読んでいただきたい本です。

ちなみにどの巻かは忘れてしまったのですが、この本の中で
「君の悩み事は、人類史上、君が初めて悩んだ人ではない。今までの歴史で同じような悩みを持った人はきっといる。そしてその解決策は偉大な人たちが本として残している」
というような言葉をゾウが言うのですが、それが私に刺さりまくりました。

刺さった結果、購入したのが次で紹介する本です。

ストレスフリー超大全(樺沢 紫苑 )

言葉の意味がわからないときは辞書を引く、悩みの解決方法がわからないときはこの本を開く――この本は私の愛読書です。もう手放せません。とにかく何か悩み事があるときは、この本の目次を見て今悩んでいることのページを読みます。

人間関係、プライベート、仕事、健康、メンタルの5種類の悩みについて知ることができ、私はよく以下のページをよく読みます。

・他人と自分を比べない方法
・嫌いな人と上手に付き合う方法
・職場の人間関係を解決する
・睡眠不足を解消する
・自己肯定感を高める方法

家族や友達に相談すると、心地の良い言葉はもらえます。あなたのことをよく知っており、あなたのことを考えた答えをくれるからです。しかし、真の意味で悩みの解決にはなりません。なぜなら家族や友達は、その悩みの専門家ではないからです。

もうこの悩みから逃れたい、払拭したい、と考える方は、ぜひこの本を手に取ってみてください。

読書はオタクにこそ刺さる知的エンタメ

読書は、推しの背景を深掘りしたい、自分の言葉で作品を語りたい、そんな気持ちを後押ししてくれます。

「読むのは苦手」と感じている方でも、推しや好きなジャンルを入り口にすれば、無理なく楽しむことができると思います。読書は学びの手段であると同時に、自分の世界を豊かに広げてくれる“オタクの武器”です。知識や感性を蓄えることで、推し活にも深みが生まれ、自分自身にも自信が湧いてきます。

まずは1冊、とりあえず気になった本から読書を始めてみませんか?
本の世界は、推し活と同じくらい奥深くて、とびきり楽しいものです。

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