ゲームやアニメに集中していると、あっという間に時間が過ぎていきます。気がつけば何時間も座りっぱなし、トイレに行く回数も増やしたくないから、水は全然飲んでいない——そのような日々に、思い当たる方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
とくに夏場や暖房の効いた冬場は、気づかないうちに体内の水分がどんどん失われていきます。ゲームに熱中していて汗をかいていないように見えても、静かに脱水が進んでいるケースは少なくありません。
こうした水分不足は、いきなり大きな病気を引き起こすわけではありませんが、じわじわと不調や美容トラブルの原因になります。
たとえば、
- 便秘ぎみになって、お腹が張る
- 肌の乾燥やニキビが増える
- 眠っても疲れがとれない
- 足がだるくなったり、むくみやすくなったりする
- 急に足がつる
こうした“小さな不調”の裏には、水分不足が潜んでいることがあります。
特にオタクは家の中で楽しむ趣味が多いため、運動量が少なくなりがちです。そのため、水分をしっかり摂ることが大切です。
「水を飲まないこと」がすぐに命に関わるわけではありません。
しかし、肌・体・お通じ・むくみ——地味につらいコンディションの悪化は、日々の水不足から始まっているかもしれません。
趣味に集中していてもできる水分補給

「水を飲んだほうがいいのは分かってるけど、つい忘れてしまう」
趣味を楽しんでいる間は時間の感覚も薄れ、体の欲求よりも画面に集中してしまうため、水分補給の優先順位が自然と下がりがちです。
ですが、水分不足が続くと、知らないうちに身体が不調を訴えるようになります。無理なく水分補給を習慣にするためには、意識よりも“仕組み”で対策することが大切です。
手を伸ばせばすぐ飲める環境をつくる
一番シンプルで効果的なのが、「目の前に水を置いておく」ことです。
ボトルやタンブラーに水や麦茶を入れて、デスクの手前に常備しましょう。視界に入っていれば、「ちょっと一口」が習慣になります。
また、ペットボトルのラベルをはがし、「今日ここまで飲む」と印をつけておくのも効果的です。ゲームの合間にそのラインまで飲む、というルールにすると、意識せずとも自然に摂取量を確保できます。
こまめな“ひとくち”を意識する
喉が渇いたタイミングでまとめて飲むのではなく、30〜60分おきに少量ずつ飲むのが理想です。
人間の体は一度に大量の水を吸収できないため、一気飲みはかえって胃腸に負担をかけることがあります。
「1回に100ml未満」を目安に、ゲームのロード画面やリザルトのタイミング、マッチング待ちの間など、細切れのスキマ時間を活用して摂るのがおすすめです。
タイマーやリマインダーを活用する
自分の感覚を頼りにするのが難しい場合は、アラームやリマインダーアプリを使いましょう。
「1時間ごとに水を飲む」と決めてアラームをセットすれば、ルーティン化されて忘れにくくなります。
また、スマートウォッチやスマホの健康管理アプリでも、水分摂取の記録や通知を設定できる機能があります。
“ゲーミフィケーション”で水分補給を管理できるのは、ゲームオタクならではの強みです。
水分補給は、気合いでは続きません。
無理なく、自然に飲める環境づくりと習慣化が、健康を守る第一歩になります。
水分補給におすすめのドリンクとNGドリンク

「水を飲んでいるつもりなのに、なぜかむくむ」「肌の調子がいまひとつ戻らない」——そんなときは、何を飲んでいるかも見直してみる必要があります。
すべての飲み物が水分補給に適しているわけではなく、飲む内容によっては、逆に体の中の水分バランスを崩してしまうこともあるのです。
水・麦茶・ルイボスティー
水分補給の基本は、やっぱり「水」。常温や冷たすぎない水は、胃腸にも優しく、からだにスッと入ります。
加えて、ノンカフェインの麦茶やルイボスティーもおすすめ。抗酸化作用があり、美容を意識する人にもぴったりです。
エナジードリンク
ゲーム中によく飲まれるエナジードリンクや缶コーヒーは、集中力を高める効果がある一方で、カフェインによる利尿作用が強く、体の水分を外に出してしまいます。
糖分も多いため、肌荒れやインスリンの乱れによるだるさの原因になることも。
もちろん、楽しみの一つとして飲むのはOK。ただし、「水代わりに1本」は避け、セットで水も常備するように意識すると、水分のバランスが崩れにくくなります。
スポーツドリンク
塩分や糖分を含んだスポーツドリンクは、屋外で汗をたくさんかいたときには有効ですが、エアコンの効いた室内でじっと座っている状況ではオーバースペックです。
塩分や糖分の摂りすぎはむくみや吹き出物の原因にもなるため、基本は水かお茶を中心に、水分補給を心がけましょう。
飲み物の選び方ひとつで、むくみ・肌荒れ・便秘・だるさといった不調をぐっと軽減できます。
「何をどれだけ飲むか」だけでなく、「何を飲まないか」も、水分補給の大事なポイントです。
水不足が体に与える影響

水を飲まない生活は、劇的に体調を崩すことはなくても、じわじわとボディブローのように不調を蓄積させていきます。
しかもその変化は、ゲームに夢中になっていると見落とされやすい“ゆるやかなトラブル”ばかり。ここでは、水分不足がもたらす実際の影響について紹介します。
肌のトラブル|ニキビ・くすみ・テカリの原因に
水が不足すると、肌のバリア機能が落ち、乾燥によるトラブルが増えます。
インナードライ肌のように、表面はテカっているのに中はカサカサ、という状態にもなりやすく、スキンケアを頑張っても改善しないという事態に。
また、血行が滞ることで顔色がくすみやすくなり、「最近顔が疲れて見える」という印象も出てきてしまいます。
腸内環境トラブル|便秘になりやすい
水分不足が続くと、腸がうまく働かなくなり、便が固くなって排出しづらくなります。
便秘は肌荒れや口臭、集中力の低下にもつながるため、ゲーム中に起きる“なんとなく調子が悪い”の正体が、実はこれというケースも多いです。
とくに、間食でお菓子を食べがち・運動量が少ないといった習慣と重なると、便秘リスクはさらに上昇します。
むくみやすく、疲れが抜けにくくなる
「水を飲まないとむくみが減る」と思われがちですが、実は逆です。
体が「水分が足りない」と感じると、逆に水をため込もうとしてしまい、顔や足がパンパンになりやすくなります。
また、水分が足りていないと血流やリンパの流れも悪くなるため、寝ても疲れがとれない、体が重いといった症状にもつながります。
頭痛・だるさ・食欲不振を引き起こすことも
エアコンの効いた室内でも、水分は呼吸や皮膚から失われています。
「汗をかいていないから大丈夫」と思っていても、水を摂らずに何時間も過ごせば、軽度の脱水状態に近づいていきます。
この状態になると、頭痛・食欲不振・だるさ・眠気などの「なんとなく不快」な症状が出てきます。これらは気力の問題ではなく、水が足りていないだけかもしれません。
身体が重く感じたり、肌の調子が乱れたりすると、自然と気分も下がっていきます。
健康を保つためにも、水分は“地味だけど確実なメンテナンス”。
毎日のリズムに、水を飲む習慣をやさしく差し込んであげましょう。
何かに熱中しがちなオタクにこそ必要な“水分補給習慣”
ゲームやアニメに夢中になることは、楽しくて、充実感のある時間。
でもその裏で、水分が足りない状態がじわじわと積み重なると、むくみ・肌荒れ・便秘・だるさといった「地味につらい不調」が顔を出し始めます。
水不足は、体調不良の原因になるだけでなく、気分の落ち込みや自己管理のしづらさにもつながりやすいもの。
「好きなことを楽しむ体」を保つためにも、水分補給は最も手軽で効果的な“自分メンテ”です。
いきなり1日2リットルを目指す必要はありません。
まずは、ゲームの合間に一口飲むところから。手の届くところに水や麦茶を置く。寝る前に白湯を飲んでみる。それだけで、体は確実に変わっていきます。
「ちゃんと水を飲んでいると、なんか調子がいい」。
そんな感覚を、今日から少しずつ育てていきましょう。



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